FaceLift



3シリーズフェイスリフトのプレスリリースが出ました。
ここではtiの件だけにしぼってお伝えいたします。
BMW 3シリーズ tiモデルのマイナーチェンジ。


1. 3シリーズ、316ti、318tiのフェイスリフト

 tiモデルは、おもにリア部分の外観に変更を加え、tiモデルの独自性を視覚的にアピールするデザインとしています。テールゲートのグリップ部分の幅が拡大され、デザインを変更しているほか、リア・コンビネーション・ランプのハウジング・カバーには、赤色のカラー・レンズを採用(従来モデルでは透明レンズ)。また、サイド・スカートはフレアー・デザインを採用して、安定感あるイメージとなっています。

2. 316ti、318tiの仕様(標準装備品)変更

 両モデルとも、標準装着されているスポーツ・サスペンションがノーマル・サスペンションに変更になりました。
また316tiでは、標準装備されていたオートマチック・エア・コンディショナーがマニュアル・エア・コンディショナーに変更。これに伴い、おなじく標準装備されていたオートマチック・エア・リサーキュレーション・コントロール(AUC)が廃止されました(ナビゲーション・パッケージ装着時を除く)。

従来オプション装備品として設定されていた「ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)」※を標準装備しました。

※ DSCは、アンチロック・ブレーキング・システム(ABS)とオートマチック・スタビリィティ&トラクション・コントロール(ASC+T)を理論的に発展させたシステムです。加減速などにより発生するタイアの前後方向の路面摩擦低減を回復しようとするABSやASC+Tの機能に、動的状況におけるタイアの横滑りに対しても有効な制御機能をプラスしています。ホィール回転数・舵角・車速等を常にモニターし、高速コーナリング時など動的な状況においても、エンジン制御システムに働きかけてエンジン・トルクを引き下げ、必要に応じて個々のあるいは全体のホィールにブレーキをかけ、車両の安定性を制御します。

3. 3シリーズ全モデルの装備および仕様の変更

ETC車載器システムをオプション設定
 ETC(ノンストップ有料道路料金自動支払いシステム)車載器機能を内蔵したルーム・ミラー「ETC車載器システム(ルーム ミラー内蔵タイプ)」を開発しました。これは、ルーム・ミラーの側面にETCカードを挿入し使用するもので、コンパクトに一体化させた専用設計です。この「ETC車載器システム(ルーム ミラー内蔵タイプ)」には、BMW車に標準またはオプションで装備されている自動防眩ルーム ミラー機能が組み込まれており、当該機能装備車両の場合には、これらの機能も従来どおり使用できます(一部に用意されていないモデルもあります)。
 「ETC車載器システム(ルーム ミラー内蔵タイプ)」は、3シリーズの全車にオプション設定されました。希望小売価格は、45,000円です(消費税/セットアップ費用※含まず)。
 ※ETCシステムに車両データを登録するためのセットアップ費用が別途必要になります

外装色の変更

廃止:トパーズ・ブルー、スチール・グレー
追加:ミスティック・ブルー、シルバー・グレー

オートマチック・エア・コンディショナーの操作パネルを変更

 3シリーズ全車(316tiを除く)に標準装備されているオートマチック・エア・コンディショナーの操作パネルのデザインを変更しました。
 「AUTO(自動調節)」、「内気循環」それぞれのスイッチを大型化し、使い勝手を向上させています。


フェイスリフト後の画像です。
サムネイルをクリックすると大きな画像が開きます。